【開催報告】マインドフルネスのすすめ
10月の勉強会は、これまでとはうってかわって実技メインのマインドフルネスについての勉強会を開催しました。
1月に海辺の杜ホスピタルの保健師であり、シニア産業カウンセラーの槙本宏子先生からメンタルヘルスの日本における認識の変遷や、現在の風潮、制度や利用できるサービス等について概要を理解するためのお話をいただきました。
では日常メンタルヘルスのために何ができるかというと、「運動をする」「歌を歌う」「旅行をする」といった各々ができる健全なストレスの発散もありますが、「ドカ食いをする」「酒にひたる」といった長期的にみると必ずしもプラスには働かない手法を取っている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、アメリカで近年、心のケアとして人気となっているマインドフルネスを長年本場で学び、帰国後もマインドフルネス教育コースの講師として活動されている松本真紀子先生にご指導をお願いしました。
内容としては「マインドフル・ムーヴメント」「ボディスキャン」「マインドフル・イーティング」という実技を通して、初めての方にもマインドフルネスがどういったものなのかを体感いただき、それを参加者同士での共有を行いました。
先生の声によるガイドにより意識を向けたいところに向けることができ、さらに他の参加者さんの感覚を知ることで気づきを深めることができました。
個人的にはマインドフル・イーティングを通して、これまで、せっかちでできるだけ早く作業的にただ食事を喉から胃へ送っていることがほとんだったものが、その香りや食感、味覚、その食品に対するストーリーに想いをはぜることで少量でもとても満足感の高いものに変えることができるという気づきはぜひ今後にも活かしていきたいものです。
先生も言われていたこととして継続が最も重要、かつ往々にして困難なものです。
毎日少しずつでも実践することが大切です。
必ずしも仰向け姿勢や座禅を組んで行う必要はなく、何気ない普段の行動に意識を向けるということから行ってみたら良いとのことです。
最近ではメンタルの不調が様々な疾患の原因となっていることを示唆する研究結果も数多く出ています。人生100年時代に向けて心身ともに健康で日々元気に過ごしたいものです。
投稿者プロフィール
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米国Doctor of Chiropractic
ニューヨーク州臨床免許取得
日本小児カイロプラクティック事務局長
オーツリーカイロプラクティック代表
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