【開催報告】メグミ先生が叶える、40代からの美容

9月の勉強会は、歯科医師でもあり麻酔科医でもあり、アンチエイジングのスペシャリストでもある『メグミ先生』が、美容という分野に対し、「外にみる美容」と「内にみる美容」の2部構成でお話しいただきました。

【第1部】「外にみる美容」

◉ 歯だけではなく口元を含めた審美歯科 →歯科医師が診る口元の美容とは一般的にセラミックス治療(白い被せ物)やホワイトニング治療などをイメージすることが多いですが、その口元の美しさを最大限に引き出すには、器質的なアプローチが大事になってきます。普段の癖や加齢によって引き起こされている筋肉の不調和などが、見た目においても不安要素につながります。今回は症例を通して、目元・口元・顎などにヒアルロン酸やボトックス注射などを施術することで、顔の緊張感を緩和し、口元をより自然にキレイにみせること出来るのだということを、知ることができました。

◉ 外傷や唇顎口蓋裂の口元に残る手術痕をキレイにみせるテクニック →顔や口元の皮膚にできる傷は痕になりやすく、それによって心身の不調となることも少なくはありません。その傷痕や顔の非対称部位をメイクによって上手く馴染ませるテクニックのアートメイク。多種の色彩から選定したものを患部にメイクすることで、自然な質感を実現し、顔の不調和を整えることで、外面だけでなく、心の回復・充実という内面の改善も図れる技術であることが、1番の有用性を感じました。

◉ 最近のアンチエイジングトピックスの紹介

【第2部】「内にみる美容」

◉ 『メグミ先生』が実践している40代からでもできる美容の極意 まず、美容において適量の食事や適度な運動は重要な要素であることを前提とし、さらに内側からキレイになるために、メグミ先生がどのようなケアを実践しているのか、紹介していただいた。

「腎臓(排泄物の処理)の補助」 →漢方の使用(飲食物やその日の体調に合わせて飲用) 「スキンケア」 →保湿日焼け止めがとても大事になってくるが、肌のターンオーバーを促すためにビタミンACEやトラネキサム酸・ビオチンなどの摂取、またはピーリングを活用 「肌荒れ」 →ホルモン調整目的としてマヌカハニーの摂取・患部塗布 「フェミニンケア」 →頭皮からの脱毛を防止するために、専用のソープやクリームを使用 「皮膚のたるみ」 →美容専門の糸を用いて皮膚を持ち上げることで、リフトアップだけでなく白血球にアプローチして発芽細胞を刺激し、皮膚を若返らせる 今回の勉強会を通して、美容と聞くと自分の固定概念でどうしても見た目の部分を重視しがちでしたが、アートメイクなど自身のコンプレックスになっている所を生まれ変わらせることにより、心が解放され、生活の向上に繋がる話を聴き、自然の美だけでなく、創作の美というものも、健康に大きく寄与していることを痛感しました。

今後、自分も歯科医師という立場において、美容と健康という観点において日々の診療に活かすことのできる勉強会の内容でした。

投稿者プロフィール

沼田和治
沼田和治歯科医師
歯科医師
医療法人 静高会 うぐるす歯科医院 理事長
労働衛生コンサルタント(保健衛生)
子育て支援プロジェクト 株式会社「Piccolino」 運営サポート